NIANTICがゲーム事業を売却『Pokemon GO』も!

NIANTICがゲーム事業を売却『Pokemon GO』も!

3/12にPokemon Goを運営しているNIANTICがPokemon GO事業をScopely社に売却すると発表されました。

Pokemon Goは調査によると、現在でも400万人を超えるアクティブユーザーがいるといわれています。

リリース当初は若年層が中心でしたが、現在では幅広い年齢層にプレイされています。特に、40代以上のユーザーが増加傾向にあり、中高年やシニア層のヘビーユーザーも多いことが特徴です。

週末、駅や繁華街で立ち止まっているたくさんの人々を見かけたことはありませんか?そんな人たちの大半はPokemon GOの週末イベントをやっているかもしれません。

日本は特に位置情報ゲームの収益が世界的に見ても非常に高い市場で、世界の位置情報ゲーム収益の約50%を占めているようです。特に、前述のPokemon GOと、先日ドラゴンボールとのコラボで話題になったドラゴンクエストウォークが日本の位置情報ゲーム市場の大部分を占めています。

NIANTICはゲーム事業を売却後、ジオスペーシャルAI事業として、Niantic Spatial Inc.を設立し、今後は、精密な追跡、ARによるナビゲーション、リアルタイムの3D空間可視化を可能にし、物流や観光、倉庫管理、教育、エンターテインメントなど、さまざまな業界に向けて新しい可能性を導いていくと公式サイトで発表されています。

AIと位置情報を使ってどんな新しいサービスが開発されるのか、また「モノポリーGO」や「マーベル・ストライクフォース(こちらはコマンドバトルRPG)」などを手掛けるScopelyが今後どのようにPokemon GOを運営し、大きな市場である日本のユーザーに歓迎されるのか、今後の展開を見守りたいと思います。